オール比布のたまごかけごはんセット誕生物語

オール比布のTKGセット誕生物語 by

 オール比布のたまごかけごはんセットが誕生

 2016年3月14日(月)比布駅の新駅舎オープンとともに発表した新商品「北海道比布町のとっておき濃厚たまごかけごはんセット」。既にご存知の方もいらっしゃるでしょう。町内大熊養鶏場のブランド卵「かっぱの健卵」と比布で開発された北海道米の最高峰「ゆめぴりか」、さらに冬の特産品の小ねぎをふんだんに使った薫り高い「小ねぎ醤油」の3点を詰め込んだ贅沢なたまごかけごはんセットです。比布町を丸ごと味わうことができる新しいお土産としてだけでなく、町をPRと活性化の起爆剤としての期待が寄せられています。
 

 ~誕生までの軌跡~

きっかけ

 「たまごかけごはんセット」を開発したのは、町内の若手経営者が集まって結成したプロジェクトチーム。遡ること3年、町教委が主体となって行った「まちづくりリーダー育成プロジェクト」がきっかけとなり、「たまごかけごはんセット」が生まれました。
 旭川大学経済学部の江口尚文教授を講師に招き、月に一度、町内の若手経営者を対象に「比布町経済まちづくり」と題した学習講座を行いました。
 講座では、江口教授から様々な企業の戦略や市場開拓、経営理念などを学ぶだけでなく、比布の産業構造や生産・販売額、さらには地区別の人口増減率など関する統計を調べることで、比布の町をより深く知るという作業も行いました。
 講座の中で、講師の江口教授が重要視したのは、意外にも「フリートーク(自由な会話)」でした。
 単に講義を受けたり調べ学習をするだけでなく、農業や飲食店経営など異なる業種の人が集う環境を活かし、受講生同士、お互いの会社の経営や独自の取り組みだけでなく、経験談や各自が持っている色々な情報ネットワークなどを自由に話し合うことで、講座を通して、お互いをより深く知り、意思統一を図ったのです。
 こうして一年間、江口教授の下、講座を重ね、一層連帯感を強めた受講生たちに、1つの想いが芽生え、強まってきました。
 それが比布の特産品を使った「新商品の開発」です。
 その後、受講生らの強い要望により、翌年度もまちづくりリーダー育成プロジェクトは継続。江口教授の下、受講生が中心となり、町の新たな新商品開発に向けたプロジェクトチームが発足しました。

 

動き出したプロジェクト  

 早速、始まりましたプロジェクトですが、まずどんな商品を、何を使って作るのか、材料はどこから仕入れるのか、誰をターゲットに、どうやって売るのか、販売価格はいくらか、コストはいくらかかるのかなど・・・課題は山積みでした。しかし、「なんとか新しいものをつくりたい。」その想い一心で、何度も話し合いを重ねて、ようやく商品のアイデアが生まれました。
 それが「たまごかけごはん」でした。

 

地元の食材を活かした「たまごかけごはん」  

 町内から年間を通じて仕入れることができる自慢の比布米。中でも北海道米の最高峰として有名な「ゆめぴりか」と、濃厚で生臭さがない、大熊養鶏場のブランド卵「かっぱの健卵」を使った商品。生産者が品質にこだわったこの2つの素材を最高に活かすことができるもの・・・それこそが「たまごかけごはん」と考えたのです。
 日本人なら誰でも馴染みのある「たまごかけごはん」も、近年はグルメ番組や雑誌などに「TKG(TAMAGO KAKE GOHANの略)」などとして特集がくまれたり、手軽で美味しい日本のソウルフードとして国内外で広く人気を集めています。そこでプロジェクトチームが考えたのが比布自慢のお米「ゆめぴりか」に大熊養鶏場のブランド卵「かっぱの健卵」を合わせた「たまごかけごはん」。
 「最高のお米に最高の卵、2つを合わせれば、とびきり最高のたまごかけごはんができる。食材も年間を通じて仕入れることができる。この2つをセット販売すれば間違いない。」・・・プロジェクトは順調に進んでいる・・・誰もがそう思いました。しかし、ここで一つの大きな壁にぶつかります。
 その壁こそが、誰もがたまごかけごはんに必ずかけるもの・・・
 「しょう油」だったのです。

 

オリジナルのしょう油

 比布のお米と比布の卵、そしてその2つの素材を最高に引き立てる比布のしょう油の3つがあってこそ「比布のたまごかけごはんセット。ただのしょう油ではだめ。」「お米も卵も一級品。お米と卵の美味しさを引き立てる、比布の食材を使った一級品のしょう油がなくては、比布のたまごかけごはんセットとはいえない。」これがプロジェクトチームが出した答えでした。
 ここから妥協を許さない、比布のオリジナルしょう油の開発がスタートしました。まず、プロジェクトメンバーが各々自作したオリジナルしょう油を持ちより、試食。意見を出し合いました。試作やアンケート、話し合いを重ね、試行錯誤の末に生まれたのが、比布の冬の特産品「千本ねぎ」を使った「小ねぎしょう油」なのです。
 特産の小ねぎしょう油に混ぜ込むことで、食感だけでなく、小ねぎの香ばしさが食欲を掻き立て、「ゆめぴりか」と「かっぱの健卵」との相性も抜群。こうしてお米と卵、最後のパズルのピースであるしょう油が揃いました。

 

遂に完成!オール比布のたまごかけごはん

 まだまだ、食材だけではありません。たまごかけごはんセットのパッケージにもこだわりがあります。商品パッケージのキャラクターは、町内の小中学生からイラストデザインコンクールを行い、100通以上の応募の中から選ばれたイラストであり、「たまごかけごはんを通じて比布の食を知ってほしい、もっと比布を知ってほしい」という比布の子どもたちからの願いも込められています。
 こうして、プロジェクト開始から3年。遂に完成したのが、「北海道比布町のとっておき濃厚たまごかけごはんセット(ぴっぷTKGセット)」です。
ゆめぴりか(3合)・かっぱの健卵(6個)・小ねぎしょうゆ(150ml)を詰め込んだ「北海道比布町のとっておき濃厚たまごかけごはんセット」。価格は1,980円(税込)。比布の豊かな大地で育った食材、そして生産者と開発チームの情熱が詰まった渾身の作品。
 
 是非、ぴっぷの魅力をご賞味ください。
比布の魅力TKGセット

北海道比布町のとっておき濃厚たまごかけごはんセット


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