卵白と卵黄には栄養に違いがあった!卵白もカラザも捨ててはいけません。詳しく解説!


 

卵は安価で『完全栄養食』と呼ばれるほど栄養面でも優秀な食材というのは、何となくみなさん知識としてあるとは思いますが、「卵黄と卵白って、どちらのほうが体に良いんだろう?」と考えたことはありませんか?

卵は基本的に、サイズが変わっても卵黄(黄身)の量が変わることはありません。MサイズやLサイズといった大きさの違いは、卵白(白身)の量で変わるのがほとんどです。一般的にはMサイズだと卵黄が20gで卵白が30gLサイズだと卵黄が20gで卵白が40gとされています。

 

そんな卵黄と卵白では、栄養価にどういった違いがあるのでしょうか。

より栄養があるのはどっちなのでしょうか?

 >卵の栄養価に関してはこちらの記事をご覧ください。
 >卵は調理法によって栄養価が変わることも。

 

[もくじ]

 

【卵白⇒低カロリーでタンパク質が豊富】

カロリーは断然卵黄の方が高く、卵白はとってもヘルシーです。ただし、含まれているタンパク質は卵黄よりも卵白の方が多いです。卵白はほとんどが水分で構成されていて、残りがタンパク質と、わずかにミネラルやビタミンです。もしもタンパク質の補給目的で卵を食べるのなら、卵白も一緒に食べるのがおすすめです。

含有量こそ卵黄に劣るものの、卵白にも人の体を健やかに作り上げるのに欠かせない低脂肪なタンパク質や、糖質脂質の代謝を促すと言われるビタミンBが含まれています。

卵白に含まれているセレンという物質が、悪玉コレステロールの酸化を抑えたり、丈夫な体を維持するために必要な免疫力を保つ働きがあると言われています。

 

 

【卵黄⇒脂質やミネラル、ビタミンが豊富】

卵黄はお菓子の生地やマヨネーズの材料としてよく使われています。含まれている栄養素は卵黄の方が豊富です。卵白には及びませんが卵黄にもタンパク質も含まれております。

また、エネルギー代謝や疲労回復を助けるビタミンB群、新陳代謝を促し美肌づくりにも役立つ成分のビタミンA、免疫力を高めるビタミンDなど、元気な体へと導くビタミン群が豊富に含まれています。幅広い面での栄養補給ができます。

卵黄に含まれる「コリン」という物質は、記憶力や認知症などに効果を発揮するといわれています。認知症の予防や脳の活力アップのためにも、高齢者は積極的にたまごを摂取することをおすすめします。

「卵黄」はコレステロール値が高いため、12個以上を食べない方が良いと言われていますが、基本的には問題ありません。しかし卵黄1個にはコレステロール値が約250mgとちょっと多めに含まれているのも事実なので、もし高血圧や高脂血症などの持病がある方は、食べる量を控えるなどの工夫をおすすめします。

 

【実は「カラザ」にも栄養がたっぷり!?】

卵の中の白い筋のようなものは「カラザ」と呼ばれるもので、卵を使うときによく取り除かれています。ですがこのカラザにも栄養がたっぷり含まれています。カラザは卵黄を卵の中心部に固定する役割を果たしている、卵白の一部です。中にはミネラルやビタミンB群、シアル酸が含まれています。シアル酸とは、免疫力を高めてウイルスや細菌の感染を防ぐ働きを持った栄養成分のことです。インフルエンザの予防効果が期待できるとされているほどの有効成分です。

 

【卵はどこも栄養たっぷり】

卵は卵白にも卵黄にもたっぷりの栄養が含まれています。嫌われがちなカラザにだって有効成分が含まれていますから、できればどこも無駄にせず使ってしまいたいところ。卵黄or卵白だけを使うレシピもあるとは思いますが、使い残しがないようにいろんなレシピに活用してみてください。卵白ならメレンゲ、卵黄ならカスタードクリームなど、活用方法は多様です。

栄養素が多く含まれているのは卵黄ではありますが、卵白にも栄養はあり、どちらかだけを偏って摂取するのではなく、卵白・卵黄を一緒に味わってこそ「たまご」の高い栄養素を得ることができますので、ご一緒に卵かけご飯にするのはいかがでしょうか?

 

生卵は、「かっぱの健卵」で食べるこだわり

 

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カテゴリー: 卵(たまご)の話

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