一般的に「卵」と言えば白色をイメージする人が多いでしょう。
とは言え、スーパーなどで茶色がかった卵(赤たまご)も目にしたことはありますよね。
卵の色違いについて考えてみると……
・そもそも卵の色が違う理由は?
・色の違いで栄養価は変わる?人気は?
・色による値段の違いは?
そんな卵の疑問をわかりやすく解説していきます。
【①卵の色が違う理由】
卵の色は、「白色」「赤色」「ピンク色」があります。
「白色」の卵は、羽の白い鶏が産んだもの
「赤色」の卵は、羽の茶色い鶏が産んだもの
「ピンク色」の卵は、白い鶏と茶色い鶏のハーフが産んだもの
卵の色が違う理由は、親鶏の種類の違いによるものなんです。
白い鶏が赤い卵を産むことはないということですね。
【②色の違いで味や栄養価は?どっちが人気?】
では、色の違いによって味や栄養価は変わるのでしょうか?
「赤たまごのほうが栄養価が高い」
「おいしいのは赤たまご」
なんて噂を耳にしたことはありませんか?
実は、「白たまご」「赤たまご」どちらも栄養価は全く変わらないんです。
味の違いもありません。
しかし、「赤たまごのほうがいい」という思い込みから、どちらかと言えば赤たまごが人気が高いようです。
【③色による値段の違いは?】
赤たまごのほうが白たまごよりも値段が高く売られていることが多くあります。
赤たまごは値段が高いから、「栄養が多い」「おいしい」などと思われがちです。
しかし、栄養価や味に違いはありません。
なぜ赤たまごのほうが値段が高いのかと言うと、それは親鶏が食べる餌の量が多いからです。
羽の茶色い鶏のほうがたくさんの餌が必要となるので、結果として卵の値段も高くなります。
しかし、最近では品種改良の結果、値段の違いは少なくなっているようです。
【まとめ】
白たまごと赤たまごの色の違いは、親鶏の種類によるものだったんです。
そして、一般に販売されている卵に栄養価や味にもそれほど違いはありません。
赤たまごのほうが高い値段で売られている理由は、親鶏がたくさんの餌を必要とするからなんです。
「栄養価が高いから」「おいしいから」というのは、思い込みによるものだったんですね。
ですので、スーパーで卵を買う場合は値段の安い白たまごを買ったほうがお得と言えます。
ぜひ買い物で卵を選ぶ際の参考にしてみてください。
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